文: ディディエ・レヴィ
絵: ロレンツォ・サンジョ
訳: はしづめ ちよこ
ISBN: 978-4-909809-55-1
ページ数: 40ページ
サイズ: 215 x 270 x 10mm
本体価格: ¥1,700
シリーズ名: imagination unlimited
刊行: 2024年2月28日
電子絵本: 主要電子書籍書店にて販売予定
新聞記者から子ども向けの本の著者となったディディエ・レヴィは、 200 冊を超える児童書を出版している人気作家。2017年には、『Aspergus et moi』(日本では未訳『アスペルガスとぼく』で「ランデルノー絵本文学賞」を受賞、ABC MELODYから出版した『Tuk Tuk Express』(2020 ~2021)では「アンコリュプティーブル絵本賞」を受賞 。
近年、若くて才能豊かなイタリアのイラストレーター、ロレンツィオ・サンジョと、優しさと面白みにあふれる絵本を共同制作している。
1993 年にミラノで生まれ、ミラノ芸術アカデミーで学び、マチェラータのアルス ファブラ学校でイラストレーションの修士号を取得。2016 年、ブレシアのピエンメ エディションズが主催する「Battello a Vapore」コンペティションで最優秀イラストレーター賞を受賞。フランスの児童文学作家ディディエ・レヴィと共同制作した絵本は、クリエイティブで楽しい作品となっている。ミラノ近郊在住。
元公共図書館司書、まちライブラリー@ブックハウスカフェ主宰、絵本・児童文学研究センター正会員、日本児童文学者協会会員。
企画書に『ちいさなハチドリのちいさないってき』(イマジネイション・プラス)、訳書に『ネネット こころのなかにとりのつばさをもつおんなのこ』(アンドエト)、『あきのおわりのてんこうせい』(イマジネイション・プラス)、『あおをはっけんしたちいさなヤン』(イマジネイション・プラス)がある。
ある日、ネコのモーリスはネズミを捕まえて食べるための作戦を思いつきました。
ネズミたちに本を読んで、聞かせて、おびき寄せ、集まってきたところを食べちゃおう、という作戦でした。でも本を読み始めたら、皆んなで一緒に笑い、一緒に泣き、一緒に感動し、一緒にドキドキしているうちに、ネズミを食べよう、というと気にならなくなってしまったのです。本が大好きなネコとネズミのお話です。